文35、カットテクニック
昔からカットの事で疑問に思う方は多いと思います。色んなカット教本が各分野から出ていますが、共通して疑問の点がある事に気がつきました。ベーシックの所ですがガイドラインの考え方、やり方です。こまかいブロッキングの取り方です。それはイヤーツーイヤーパートで前後に分けるのが疑問の一つ!前後に分けたカットの切り口の中身は横層のつながりの無いカットになっていると思います。細かい事だがそれを切り直しても最初の第1ブロッキングの時点で前後に分けてカットしたら繋がりが難しいと思います。横の層が微妙に繋がらないはずです。ですから5段以上の横層でブロッキングすると良いと思います。そうしないと永遠につながって来ません!まずスタイル別ブロッキングの把握をすること。最初のアウトラインの土台作りから始めましょう。イヤーツーイヤーパートで分けるのではなくパート&トップを中心に左右に均等に分かれる感じにイヤーツーイヤーの前後の比率を約同じようにし左右に5ブロック以上取れば良いつながりの有るカットが出来ると思います。その中で段カットやレイヤーカットを入れればいい事です。さらに毛束感を出したければ入れたい所にスライドカットを入れ更にはセ二ングカットを入れ軽さを出していきます。さらに毛先に不揃い感をだすにはエフェクトカットやチョッピングを入れれば良いでしょう。あくまでも最初の土台となるアウトラインが大切です。フロント、サイド、バック360度のアウトラインです。それからスタイルに応じた削り込みが入ってくるのが良いと思います。この基本カットのやり方でやればショートでもロングまで誰もが正確にカットできて理論でも解り易く納得できるやり方と思います。今までのようにネープからセンターパートのハの字スライスでカットしてサイドは後で繋げていくよりも最初から繋げておけば横層の繋がりのあるカットとなると思います。特に内巻きスタイルカットでは良く解ると思います。このカット方法ならネープにくせの有るショートスタイルの人でもサイドとの良いツナガリの有るまとまりの良いシルエットが作り出せると思います。左右対称で穴のできないシルエット作り、横層カットですから正確、点から線でつながって行き削り込んでいくやり方ですからお客様にも解りやすい安心カット。その上でいろんなパホーマンスをするのも自由自在です。後は仕上げですがグゥー、チョキ、パーの要領でスタイリング剤をつけていけば良い訳です。そして質感を良く出していきましょう。細かい事を言わないで見た目が良ければそれでもいいんだけど?25年間美容に携わってきて最近特に思っています。誰もが考える所でもあると思います。


私のヘアー&メークは如何でしょうか!とても素敵なモデルさんで更に綺麗になりました。笑顔が生気を
与えてくれています,その基をたどれば,レンズの向こう側には,私の笑顔が反映されている事を知る事!