文37、ガイドライン
まずパートからバックセンターにかけて右と左に5ブロック以上はえぎわ全体にそってスライスをはえぎわの曲線に習って5段以上の層に分け取ります。取り分けた髪は邪魔にならないようにトップからトップセンターに集めてコンパクトにダッカールでとめておきましょう。そして、最初のはえぎわ360度の髪を下ろしたのがカットベースになりますから、スタイルを予測しながらアウトラインをきめてカットしていきます。この時点で、もみあげと襟足とその他の部分に余分な厚みがでますのでそぎバサミを入れやすい為にもさらにブロッキングしたりして小分けして薄い所との差を無くすために細かい目のそぎバサミを利用して薄い所とのバランスをとりながらそいでいきます。そいでいく場合荒いそぎバサミを使用する時はカットの切り口ラインがでないように斜めに切り口を入れたり細かく角度を変えて滑らかに第1ブロック目のガイドラインを決めていきます。また、スタイルによってはかなり余裕を持って決めていきましょう。例えばボブスタイルの場合その切り口はハッキリとラインとして残しながら上の毛束をカットラインに重ねてカットしていきますので作りやすいのですが反面レイヤースタイルですと薄くしたラインの上に段差を付けながら積み上げていきますので最初のラインガイドを見失わない為にも次の2ブロック目の時点で1ブロックのラインを完全に作るように1ブロックのカットの時点では少し厚く残しておきましょう。さらに全体とのバランスも見ながら3ブロック目4ブロック目5ブロック目と少しずつお客様の希望と技術者から見たお客様の全身や顔とのバランスを見ながらアドバイスをしながらカットラインを決めていきます。これらもですがブロックをするという事がちゃんとされていればどこをカットして行ったら良いのかも迷わずに決められます。ボブスタイルは主に横のつながりラインが多いですがレイヤースタイルは主に立ラインを重視します。そして、段カットテクニックですが、最初は同じで1ブロック目を下ろして希望のスタイルのカットラインを作ります、2ブロック目から希望のスタイルに近づける角度を保ち少し上げてカットします。3ブロック目は斜めスライスで顔の方向へシェープしながら頭皮に対して約45度前後の角度を付けながらじゃっかん後ろ長になるように3ブロック目を全部切りそろえていきます。4ブロック目からは約45度から約90度スライスに立てて行きながら全部カットします。5ブロック目は床に対して約90度以下に全部カットしていきます。あくまでもブロッキングの大切さと解りやすさを私は問たいだけです。もっとブロッキングを大切に致しましょう。
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中国モデル担当 16と17ページも御覧下さいませ。自分のやってきた美容の歴史をこうして残せる事は
大変名誉の事と思います,モデルさん達にも名誉の事と思います!更なるチャレンジをして行きたいですね。
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