文39、歴史で見る美容界
モードとは(衣服などの流行、ファッションの事を言います)1929年のウォール街の暴落など世界的大恐慌(経済界が急激な不況となり、混乱におちいった状態)で、女性の職場への進出が増えました!男性にかわり社会的な活躍の場もモードの上にも現れました。女性を否定するかのようにギャルソン(少年)ルックが流行りました。そしてショートヘアーの流行があり、ロンドン、パリ、ニューヨーク、ベルリン、ミラノ、そして日本でも大正デモクラシーが見え始め大正末期から昭和初期にかけてモガ(モダン・ガール)と呼ばれたショートカットスタイルが人気を集めました。しかし、ヒトラーの勢力を促がした1930年頃には再び捨てられていたコルセットを使うようになり女性らしさをとりもどす興味深い出来事もあります。お洒落も繰り返し少しづつ変化しているのですね。第2次世界大戦後のモードもディオールのニュールックを皮切りにスカートのすそが短くなり、すそに比例して髪も短くなっていった。この様にショートカットスタイルは単なるファッションの変化というだけではなく、女性の社会的地位や生活習慣までも変えていったのです。男女同権と言われる現代社会おいても大きな変革がない限り再びロングヘアーだけの時代は来ないでしょう。昔から現在にいたるまで、美容の世界は高料金でも繁盛してきた時代から、低料金でも繁盛している現在のユニクロ時代になっていますが、本物思考の時代ですから目的の価値観をみいだして決めています。第1次大戦の後にヨーロッパの美容サロンや服装サロンが活気ずいたころ「アントワンヌという人がフィンガー・ウェヴの創始者で、彼がパーマネント・ウェーブと共に、フィンガー・ウェーブ技法を世界に広め、世界の美容サロンに繁栄をもたらしたとも言われています。」それ以来パリはコスチュームモードと共にヘアーモードでも世界の中心となりました。今現在の美しいヘアースタイルとは素材の美しさや整えられたスタイル自身の根本である毛髪素材の1本1本のカラーやウェーブやストレート感などその集合が綺麗である事が、本当に綺麗だと言われるのではないでしょうか!当然モデルもメークも自然で綺麗な可愛い女性が笑顔でいるのをテレビや雑誌で拝見しますが。輝いて眩しい位に見えますね。ヘアースタイルは振り回してバラバラになってもチョット押さえるだけでいい感じのスタイルに戻るスタイリングが求められています。それには四次元的要素のカット技術も考えだされたり、風に吹かれたり飛び跳ねたりしてもいい感じにもどるカットテクニックが必要不可欠の今日この頃ですね。特に私はそう感じていますしお客様も一番望んでいる事と思います。
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成人式を迎える素敵な御家族様方です。一生の記念に残るように心を込めて真剣勝負の気持ちで
ヘアー、メーク、着付け、写真をさせて戴きました。貴方様も綺麗になれますので是非ご来店くださいませ。
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